愛猫とカマキリとそれを見つめる飼い主の三つ巴の戦い

ベランダに干した洗濯物を取り込んでいる時、ふと足元に緑色の塊が見えました。
そちらに視線を移してみたら、手のひらほどの大きさのカマキリが!
虫はあまり(というか全く)得意ではないので、静かに洗濯物を手に持ち家の中へ逃げ込みました。
窓を閉めてホッとしたのもつかの間、我が家の愛猫がちゃっかりベランダに出ているではありませんか!
急いで家の中に誘い込もうとしましたが、愛猫は緑色のアイツに夢中でこちらには見向きもしません。
私の頭の中では「このまま愛猫に仕留めてもらおうか」という考えと、「殺生は良くないから猫を引き離さなければ」という考えがせめぎあっています。
そして、殺生は良くないと天使がほほ笑んだので窓を開けて愛猫に手を伸ばした瞬間、猫パンチがカマキリにさく裂しました!
「ああ、やっちまった…」と申し訳ない気持ちになりましたが、なんとカマキリは無傷でした。
鋭いカマを振りながら蟷螂拳を披露する緑色の生き物に、だんだん弱気になっていく我が愛猫。
数分後、私は戦意喪失した猫を腕に抱き、家の中へ。そして、遠ざかっていくカマキリ師匠に別れを告げました。
あれだけ強いのだから、きっと今でも元気に過ごしているでしょう。
でも、もう来ないでね。ミュゼ 15円

愛猫とカマキリとそれを見つめる飼い主の三つ巴の戦い